合同会社Gigi.graphics
合同会社Gigi.graphics(ジジ グラフィックス)は谷根千(やねせん)の愛称で慕われる地域の一角、文京区千駄木に飲食店「Coffee&Bindery Gigi」を併設し、デザインの視点から場とモノ・コトの新しいカタチを生み出す会社です。
「Gigi.graphics LLC」では、「ブレンディング」をキーワードに表層的な表現に偏らないブランディングやデザインディレクション、デザイン制作を行なっています。作り手の想いや商品に持つポテンシャルなど視点を変えながらさまざまな要素を混ぜ合わせて、クライアントの皆さんと伴走しながら一つのデザインを作り上げて参ります。
「Coffee&Bindery Gigi」ではコーヒー、製本、コミュニティなど様々なジャンルの要素を取り入れながら、1杯のブレンドコーヒーのようにまざることで美味しさが引き立ち、それがジジらしいと言われるような味わい深いお店を目指していきます。
合同会社Gigi.graphicsは地上3階からなるスペースで、1階、2階のCoffee&Bindery Gigiはコーヒーと製本を楽しむことができる飲食店です。3階の合同会社Gigi.graphicsのオフィスとなっています。
2015年8月より先行して1階のコーヒーショップをオープンいたしました。2015年秋には2階スペースが完成し、製本やワークショップなど多目的なスペースも追加され「Coffee&Bindery Gigi」として営業しています。
Gigi(ジジ)という名前は時と事の時事に由来します。その時間に集まった方々が、新しい事を生み出していくような場づくりをイメージし、名付けました。
このGigiというスペースはとても小さな小さな空間です。
とてつもなく大きな事をしたい方は、少し物足りないサイズ感かもしれません。ただしなにか素敵な出会いがあるかも。
最初の一歩を踏み出す方には、少し環境を変えてアイディアを膨らませるにはちょうどいいサイズかもしれません。
そしてあなたにも素敵な気づきがあるかも。
何かを始めよう、おもしろいことに出会いたい、何かを紡いで1つにまとめたいなどなど。
このスペースから生み出されること、発信されること、始まることを期待しながら、美味しいコーヒーをご提供できればと思っております。
そして僕自身もコーヒーを淹れながらお客様との会話を楽しみ、より広い視野で新しいアイディアを生み出していけたらと思います。
サワムラユウスケ | Gigi.graphics LLC 代表・アートブレンダー
1986年生まれ。
東京藝術大学美術学部デザイン科を経て、 同大学大学院修士課程を修了。
学部時代にサブカルチャー誌「LIP」にてデザイン・ディレクションに参加。Laforet原宿や渋谷パルコなどに店舗を持つアパレルブランドにて販売・デザイナー・生産管理経て卒業。同大学大学院に進学。
大学院では視覚・演出研究室を専攻し、iichikoのポスターやCMなどで知られ、日本を代表するアートディレクター河北秀也氏を師事。
学生時にダイニングカフェ等の飲食での調理・経営や靴作りなどを学び修了。
卒業・修了制作では、自身のアパレルブランド「大人はときどき可愛らしい。」のブランディング・デザインを想定し制作。同制作にて台東区奨励賞受賞。
同大学美術学部デザイン科非常勤講師とし就任。シルクスクリーン、およびデジタル印刷を専門にグラフィックデザインや写真撮影などを指導。
勤務後は専門性を活かし、LINEをはじめ、北越紀州製紙やいいちこのメーカー三和酒類など企業と大学が取り組むプロジェクトにも参加・運営・学生指導。
2015年には「Coffee&Bindery Gigi」を立ち上げ、コーヒーと製本とコミュニティの親和性やありがたを提供しながら飲食店運営。
2018年よりこれまでのノウハウを活かし、企業でアドバイザーやコンサルタントとして活躍。
2020年に本格焼酎「いいちこ」ブランド初となる缶タイプの「いいちこ下町のハイボール」のパッケージデザインとタイトルロゴ、イラストなどを手掛ける。
現在、店舗運営、デザインコンサル以外にも、グラフィックデザイン、webディレクション、カフェディレクションなど幅広いジャンルで活動中。
2012 -2023 東京藝術大学デザイン科非常勤講師
2015 - Coffee&Bindery Gigiオープン
2018 – 2020 「銀座橘苑」「銀座喜染」「銀座孝」コンサルティング
2018 - 株式会社丸善 デザイン・デザインコンサルティング
2020 - 「いいちこ下町のハイボール」デザイン・ブランディング
2022 - 三和酒類株式会社の「辛島 虚空乃蔵」のブランディング